ザーーッ、ザッザッザーザザッ!
「待てよ!」
先回りした大谷が、優衣の腕を掴んでボードの勢いを止める。
「……ちょっ、ちょっとーっ!! 危ないじゃんっ!」
強がる優衣に、優しく歩み寄ろうとする大谷。
「ごめん、ごめん……」
「なんで来ちゃうの! 沙也香置いてきちゃダメじゃんっ」
「分かった、分かった。じゃっ、3人で滑ろうぜ!」
振り返ると、置き去りにされた沙也香が、今にも泣きだしそうな顔で睨み付けている。
(親や進路のことで壊れてしまいそうな沙也香の心を、大谷が支えてくれている……。そんな大谷への真っすぐな沙也香の想いを、私だけが知っている……。私は……、私は2人を応援しなきゃ!)
「待てよ!」
先回りした大谷が、優衣の腕を掴んでボードの勢いを止める。
「……ちょっ、ちょっとーっ!! 危ないじゃんっ!」
強がる優衣に、優しく歩み寄ろうとする大谷。
「ごめん、ごめん……」
「なんで来ちゃうの! 沙也香置いてきちゃダメじゃんっ」
「分かった、分かった。じゃっ、3人で滑ろうぜ!」
振り返ると、置き去りにされた沙也香が、今にも泣きだしそうな顔で睨み付けている。
(親や進路のことで壊れてしまいそうな沙也香の心を、大谷が支えてくれている……。そんな大谷への真っすぐな沙也香の想いを、私だけが知っている……。私は……、私は2人を応援しなきゃ!)


