見晴らしのいい頂上に立つ2人……。
「早川優衣! ついに、その時が来たようだな」
「はっ!?」
「今日こそは、きっちりと決着つけてやるぜ」
「決着っていっても……」
「先に麓に辿り着いた方の勝ち! いいか、一本勝負だからなっ」
(勝負、勝負って……。それしかないわけ!)
ふと、後ろを気にして振り返ると、悪戦苦闘していた沙也香が係員に支えられながらやっと立ち上がり、淋しそうに2人を見つめている。
その視線にハッとした優衣は、大谷から少し離れた。
「ハンデは10秒! よーいっ」
大谷がスタートを切ろうとしたその時、優衣は慌ててその流れを止めた。
「バッカじゃないっ! 沙也香は初めてなんだよ。置いていける訳ないでしょ!」
「あっ、そっか……」
大谷は、完全に忘れていた沙也香の方を見る。
「早川優衣! ついに、その時が来たようだな」
「はっ!?」
「今日こそは、きっちりと決着つけてやるぜ」
「決着っていっても……」
「先に麓に辿り着いた方の勝ち! いいか、一本勝負だからなっ」
(勝負、勝負って……。それしかないわけ!)
ふと、後ろを気にして振り返ると、悪戦苦闘していた沙也香が係員に支えられながらやっと立ち上がり、淋しそうに2人を見つめている。
その視線にハッとした優衣は、大谷から少し離れた。
「ハンデは10秒! よーいっ」
大谷がスタートを切ろうとしたその時、優衣は慌ててその流れを止めた。
「バッカじゃないっ! 沙也香は初めてなんだよ。置いていける訳ないでしょ!」
「あっ、そっか……」
大谷は、完全に忘れていた沙也香の方を見る。


