もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「ゆいちゃん、大丈夫?」


「えっ!?」


携帯を開いたまま、優衣の顔を覗き込む工藤。


「あっ、大丈夫ですっ」


にっこりと微笑みながら、おじさんを隠す。


「いいなぁ、ゆいちゃんのその笑顔」


「えっ、本当ですか?」


「本当だよ! みんな言ってるよ」


(まじで! みんなって、誰?)


「いやっ、それほどでも……」


『ユイハ、バカダナァ』


嬉しそうに照れながら、おじさんを睨む優衣。


「ゆいちゃん! 俺の彼女になってよ」


突然、真顔になる工藤。


「えっ! だって、ひろ先輩、彼女居るじゃないですかっ」


「はっ?」


「綺麗な彼女が、いつもMバーガーに来てるじゃないですかぁ」


「あ〜っ! あの子は友達だし、ゆいちゃんの方が断然綺麗だよっ」


「そんなぁ〜っ」
(さすが、チャラ男! 軽過ぎるーっ)


『ハーッ! バカバカシーッ』


半信半疑の優衣は、おじさんと視線を交わしながら苦笑した。