もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「女の子とこれ乗るの、初めてだよー!」


しらじらしく、大袈裟に喜ぶ工藤。


「えーっ!」


「あっ、信じてないでしょ!?」


「はいっ」


笑顔で答える優衣を、工藤は嬉しそうに見つめている。


「……それにしても、じゅんぺー達ちょっと離れ過ぎじゃない?」


前を見ないようにしていた優衣も、リフトの端と端に座っている2人の背中に目をやる。


「ゆいちゃんも危ないから、もっとこっちにおいでっ」


「あっ、大丈夫です!」


更に端に寄り、横の手すりにしがみ付く。