もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「ちょっと、化粧室に行ってくるね」


すっかりご機嫌になった沙也香が、席を立った。


その隙に、優衣は急いでポケットの中に居るおじさんを覗く……。


「おじさん、聞いてた?」


『キイテタ、キイテタッ』


「なんだか、よく分かんないよーっ」


『サヤカは可哀想ダケド、チョット面倒の臭い子ダネッ』


「う、うん」


『普通に憧れてるッテ、言ってたネッ』


「本当かなぁ?」


『本当デショ』


おじさんは、まわりを気にしながら顔を出した。