それから2人は、華やかなゲレンデの麓で、地味な練習を続ける……。
その間、大谷と工藤が何度か通り過ぎていったが、勝負に夢中になっている為、完全に別世界。
「少し休もっかぁ」
「うん」
近くにあるレストハウスで休憩することにした優衣と沙也香。
ゲレンデが一望できる窓際の席に座って、温かいココアを飲む。
「美味しーっ」
「ほんとっ、優衣はいつでも幸せそうだね」
沙也香はフッと笑ってから、急に沈んだ表情を浮かべた。
その間、大谷と工藤が何度か通り過ぎていったが、勝負に夢中になっている為、完全に別世界。
「少し休もっかぁ」
「うん」
近くにあるレストハウスで休憩することにした優衣と沙也香。
ゲレンデが一望できる窓際の席に座って、温かいココアを飲む。
「美味しーっ」
「ほんとっ、優衣はいつでも幸せそうだね」
沙也香はフッと笑ってから、急に沈んだ表情を浮かべた。


