「キャーッ、無理かもーっ!」
沙也香は、立ち上がるのにも一苦労。
とても滑れる状態ではない。
「取り合えず俺達は滑ってくるから、2人はここで練習してて」
(はぁ〜っ!?)
もはや、熱血バトルのことで頭がいっぱいになっている大谷は、仕切りやの工藤を説得してリフト乗り場に直行する。
「全く……、なんで大谷が仕切ってんのっ!」
不満そうな優衣を、沙也香が淋しそうに見つめる。
「優衣も滑ってきたら。大谷が居ないんじゃ意味ないし……」
ふてくされて座り込む沙也香。
優衣は、つい熱くなってしまった自分を反省する。
「私も久しぶりだから、2人で練習しよ! すぐに滑れるようになるからっ」
「……うん、そうだよねっ。私、滑れるようになりたい!」
沙也香は、ボードを取り付けて立ち上がった。
沙也香は、立ち上がるのにも一苦労。
とても滑れる状態ではない。
「取り合えず俺達は滑ってくるから、2人はここで練習してて」
(はぁ〜っ!?)
もはや、熱血バトルのことで頭がいっぱいになっている大谷は、仕切りやの工藤を説得してリフト乗り場に直行する。
「全く……、なんで大谷が仕切ってんのっ!」
不満そうな優衣を、沙也香が淋しそうに見つめる。
「優衣も滑ってきたら。大谷が居ないんじゃ意味ないし……」
ふてくされて座り込む沙也香。
優衣は、つい熱くなってしまった自分を反省する。
「私も久しぶりだから、2人で練習しよ! すぐに滑れるようになるからっ」
「……うん、そうだよねっ。私、滑れるようになりたい!」
沙也香は、ボードを取り付けて立ち上がった。


