もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「ねぇ、優衣! 私の恋、応援してくれるって言ってたじゃないっ」


腕に絡みついて、更にしつこく迫る沙也香。


「応援はするけど……」


「……もしかして、優衣も大谷のことが好きなんじゃないの!?」


「えっ、そんな訳ないじゃん!」


担任が教室の入り口で立ち止まり、優衣を睨み付けている。


「分かったっ。行けばいいんでしょ」


「本当! 優衣、約束だからねっ」


嬉しそうに自分の教室に入っていく沙也香。


(最悪……。あーんっ、行きたくないよーっ)