もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚

「ちょっとーっ、ハンバーガーじゃなくてチーズバーガー頼んだんだけどっ!」


金髪にギャル風メイクをしたヤンキーカップルの彼女の方が、大きな声で怒鳴りこんできた。


食べかけのハンバーガーをカウンターの上に放り投げ、優衣を睨みつけている。


(そんな〜っ……、この人は、絶対にハンバーガーって言ってた!)


さんざん迷ったあげく、ハンバーガーに決めた彼女。


優衣にはハッキリとした記憶があり、変に自信があった。


「あの、間違いなくハンバーガーを注文され……」


そう言い掛けた時、


店長の背中が、優衣の視界を遮った。


「大変、失礼しました。すぐにチーズバーガーの方を、ご用意させて頂きます」


(なんでーっ! 店長、私が間違ってると思ってんの!?)