「ゆうきね、君にはこれからモデルをやってもらいたいんだ。」

「モデル!?」

驚く私なんて気にも止めず、彼は続けた。


「そう、さ、行くよ。」

「え、ちょ、まっ」

まともに言葉を発する間もなく手を引かれて、気がつけばとてつもなくでかいマンションの前にいた。