「俺は、てめぇらのそんな面が見てぇ訳じゃねぇぞ。」 睨みつけると、ばつが悪そうな顔をして俯く。 「てめぇらは、奇襲部隊だろうが。こんなんで怯えてどうするんだよ。」 「!!」 チッと舌打ちをして、倉庫に足を踏み入れる。 「てめぇが、リトか。」 一番奥で、立っている男に話しかけた。 「そうだよ。先に言っとくよ。俺は戦う気はないよ。」 「!!?」 今、コイツなんて言った・・・・? 戦わねぇだと・・・・!?