気分屋さん

そして、数分が経ち帰宅した。



私は自分の部屋へ行き、ベッドにダイブした。



バフッと音がなり、軋んだ音が聞こえる。


相当なベッドであろう。



ベッドに横たわり、さっき交換した電話帳をまた、開いてみた。



「"気分屋さん"かぁ…」



私は一人呟いた。



私は一人暮らしをしているので、家には誰もいない。



シーンとしている部屋。



その時、インターホーンの音が鳴った。



ピンポーン



「はーい」



玄関の扉を開けた。



そこには、見慣れた人物の姿があった。