人ひとりでマイナス一度ね……。
マイペースすぎるあんちゃんに苦笑がもれる。
あらかじめ出してあった引き出しベッドにあんちゃんが座り、サイドテーブルにカップを置いた。
たぶん中身はアイスコーヒー。
「悪いけどインスタントだから」
時々インスタントコーヒーが恋しくなる俺には全然問題もなく……。
あんちゃんの行動を見ていると、放り出されたリィの右手に軽く自分の手を重ねた。
「それ、何?」
「起きないためのおまじない?」
真顔で言うから救えない。
でも、手が重なったらリィの表情が変わった。
安心……? どこかリラックスした感じの顔つき。
あんちゃんの言った言葉は強ち嘘じゃないのかもしれない。
この人、どこまでリィの生態に詳しいんだろう……。
いつかリィ取扱説明書とか作らせてみたい。
で、秋斗さんに高額で売りさばくっ!
マイペースすぎるあんちゃんに苦笑がもれる。
あらかじめ出してあった引き出しベッドにあんちゃんが座り、サイドテーブルにカップを置いた。
たぶん中身はアイスコーヒー。
「悪いけどインスタントだから」
時々インスタントコーヒーが恋しくなる俺には全然問題もなく……。
あんちゃんの行動を見ていると、放り出されたリィの右手に軽く自分の手を重ねた。
「それ、何?」
「起きないためのおまじない?」
真顔で言うから救えない。
でも、手が重なったらリィの表情が変わった。
安心……? どこかリラックスした感じの顔つき。
あんちゃんの言った言葉は強ち嘘じゃないのかもしれない。
この人、どこまでリィの生態に詳しいんだろう……。
いつかリィ取扱説明書とか作らせてみたい。
で、秋斗さんに高額で売りさばくっ!


