窓から落ちて死ぬか 獣人に殺されて死ぬか この2つしか 選べなかった。 どっちにしろ 私はおばあちゃんと 死ぬはずだった。 窓から落ちて死のう。 獣人に殺されて死ぬより 自分の意思で 死ぬ方が いいにきまってる! そう思って 彼女に ガラスの瓶を 投げた。 もちろん命中。 「った…!!殺してやる!!!!」 「悪いけどあんたなんかに殺されるもんか!」 そう言って 窓に足をかけて 勢いよく 飛び降りた。 「っちょ!!!!」