その人物は リコルの許嫁とか 言ってた獣人だった。 「あんたの…あんたの…」 呪文みたいなものを つぶやいて 私のもとへ 剣をもって近づいてきた。 私は嫌な予感がして 逃げ場がないか 見渡した。 しかし 逃げ場は ベットの近くにある 窓しかなかった。 どうしよう…… 彼女は とてつもない 怒りをもって 私に近づいた。 そして、