何でもない。

なんて言わせませんわ!!



「ステーファ、おまえは帰れ」



なぜですの?!

リコル様はそういい

わたくしの腕を払った。


「行くぞ、美鈴」


そういい

リコル様は人間の

肩に腕をおいて

部屋へ向かった。


許せませんわ…

なぜあの人間に

リコル様を取られないと

いけないの!?

もう限界ですわ!!


人さし指をあの人間に向け

光を放った。