*美鈴視点*


廊下を歩いていると

ここのものと思われる獣人たちが

私を鋭い視線で睨んでいた

ここは獣人の国。

人間がきたら確実に殺される

しかし

あの人が…王子の獣人のつれと

きかせれて

あまり手は出せないのだろう



長い廊下を歩いていると

庭がみえた


入ってもいいよね……?


そう思い庭に入った

さすがはお城

お花がたくさん生えていて

踊りたくなりそうな

黄緑色の光ったお庭だった


「誰かいるの?!!」


え…誰かいる?!