今はこうやって

笑っているが

もし、この笑顔が

いつ消えるか

すごく怖い。

早くこの町から

移動しないとな…


「美鈴、明日早朝からここを出て行く」


「え、うん…いいよ」


さて、明日の用意を

しなくちゃだな。


「ささ!!明日のために寝よ?ね!」


「おう」



******


美鈴はスースーと

寝息をたてながら寝ていた。


しかし

俺は寝れない。

いや、ねちゃいけない。


いつ、ここに

人間が襲ってくるか

わからないからだ。


さぁ、来るか…人間共…!!