*リコル視点*


「おばあちゃんの料理、美味しかったね!」


「あぁ…そうだな」


料理にどくは盛られていなかった。

美鈴は俺がこの町で

獣人とばれているなんて

ばれてはなかった。


実は、ここの宿屋に

着く前、俺は普通に耳をだし、

気絶していた美鈴を

抱え宿屋に行ったのだ。

宿屋の奴らは

俺に怯えてすぐに

部屋を用意してくれた。


しかし

この姿のまま

この町にいるのは

美鈴にとっても

危険になると思い

一旦、美鈴をおいて

城に戻りフードつきの

布をきてまたこの町に戻った。

しかし、美鈴の声が

したからその声のもとへ

行くと、柄悪い男達が

美鈴を囲っていた。