「多分って!!もしかして私だけを助けておばあちゃんは助けなかったの?!」


「そんなに興奮すんなよ」


「するわよ!!!おばあちゃんは私の…私の…!!!」


そこまで言うと急に涙が

溢れ出した。


おばあちゃんは死んだ。


多分、あの夢はおばあちゃんが

見せてくれたのだろう


「ごめん…おまえのことしか頭になかった」


この人は私をなぜか助けてくれた。

でも助けてくれたことにはかわりわない。


「助けてくれてありがとう…」


素直にお礼を言った

でも


「助けてくれたけど私は死にます」


面と向かってそぅ告げた。