「…っは!!!」


見慣れない天井があった

ここは…何処?


「やっと目をさましたか」


声をかけられた方をみると

敵軍の、あのスープを食べた獣人だった。


「私……」


その獣人を見て

一気に頭のなかに何かが入ってきた。


「いっとくがお前は生きてるからな」


生きてるで思いだした!!


「お…おばあちゃんは…!!?っつ!」


急にベットから飛び上がり

背中に鋭い痛みがはしった


「安静にしてろ。おまえのその奴は多分死んでいた」


多分……?