「もぅ大丈夫だ」


「うん…」


美鈴は顔を挙げると

驚いた顔で


「リコル後ろ!!!」


ビリッ


「…っち」


「あぁ…大丈夫だ。結界をはっといた」


ラルフが絶対に

隙をみて切りに行くことは

わかっていた。

だから

あらかじめ結界を

はっといた。