見事にお袋の顔は
真っ二つになった。
首をしめていた
腕もだんだん
外れてきて
美鈴が解放された。
「ゲホ、ゲホッ…!」
「美鈴…!!」
美鈴はお袋の
返り血を浴びていたのか
急に泣き出した。
「う…うぅー…リコルーー…」
「お…おい…!だいじょ…うわっ!!!」
いきなり
抱きついてきた。
いや、まぁ
かなり嬉しいんだけど…
美鈴は「怖かった」と
何回も
泣きながら言った。
俺は
美鈴の背中を
さすることしか出来なかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…