美鈴はお袋に

首をしめられていた。



俺としたことが…!!!

ラルフの戦いしか

目をやってなかったせいで…!!


猛スピードで

お袋の方へ向かった。


「美鈴ーーー!!!!!」


手を伸ばし

彼女の名前を読んだ。


「り……」


俺の名前をよぼうと

彼女も

俺に手を伸ばして

くれた。

痛みも忘れて

美鈴の首をしめているのに

夢中な

お袋の顔を斬った。