ヴァンタン

迫り来る骸骨。
パパはサーベルを構えて私を守ろうとしている。


私は泣き虫だった……
私は弱虫だった……
パパは思い出に残る私しか、子供のままの私しか知らない。


果たして私は弱いままなのか?


私は自問自答を繰り返しながら又サーベルをフレンチに握った。