何を隠そう、私はヲタクである。 パソコンは正常に起動し、ホーム画面になった。 デスクトップの壁紙の青年が、魅力的な笑顔をこちらへ向けている。 こういう風に私の部屋が二次元で飾られているのもヲタクの象徴だと思う。 私はデスクに貼られたアニメのポスターを撫でた。