ヨクは目を伏せながら顔を紅くしていた。
「――――みかみの私服、可愛すぎ」
彼はさっきの私以上に照れているようだった。
「みかみ白似合うわ……ごめん、ホント可愛くてどうしたらいいかわかんない」
そんな……/////
「………ヨク…も……」
「え?」
「ヨクも……なんかいつもと雰囲気違うんだもん、かっこ良すぎて私だってどうしたらいいかわかんないよ………///////」
「…………///////」
「…………///////」
私たちはまるでつきあいたての中学生のカップルみたいにお互い照れて黙ってしまった。
初々しすぎでしょ!!
バカップルじゃん。
そう思って顔をあげたらヨクと目が合った。
ヨクは少し驚いたような表情をしてからこう言った。
「……い、行こっか」
私たちは思わず二人して笑ってしまった。


