卓上彼氏




「お父さん英語とってもできるから、どうやって勉強したら良いかもきこーっと♪」





私は先日から書き進めている『話したいことリスト』に新しく思いついたことを付け足していた。






「みかみ~っ、俺のことは??」





テレビの液晶画面からヨクが茶々を入れる。







「言えるわけないでしょーっ?ちょっと見ない間に頭おかしくなったと思われちゃう」







私がそう言ったとき、電話が鳴り響いた。