卓上彼氏



「あっ……///もしかして二人、私がいない間に二階でデキちゃってたりしてぇっ!!」






突然ゆりが手のひらを合わせてにんまりした。








「ゲホッゲホッ!」



「ゴホッ!!」






私たちは二人してむせたあと、







「何もなかった!!!」






と声を揃えて叫んだ。










ゆりはそんな私たちの様子を見て微かに笑ったあと、






「そうですかぁ♪何もなかったのね、はいはい」






と、絶対にそう思っていないような顔で了解した。