「あ、やっと起きた」 そんな時、急に声をかけられた。 それは、隣の席で本を読みながら夢乃の目が覚めるのを待っていた伽新羅だった。 言葉を失っていると、やたらと似合う黒縁の眼鏡をはめていた伽新羅と目が合った。