そう言って、先生はにこっと笑ったんだ。
「お前はさぁ。ルックスなんか気にせず、バカデカい声で笑ってろよ。顔なんか、もっと次の段階なんだからさー?」
何よっ、それ。
「先生は、本当にそう思ってる?」
先生もあんまりかっこよくないけど、どうなんだろ。
「おー、俺はバスケを磨くさ」
「・・・そか」
「まぁ、人のタイプにもよるけど、・・・・・・俺はお前の顔別に嫌いじゃないけど・・・」
・・・。
「えっ何「まー、自分を低く見過ぎんなって事かなー」
・・・そんなこと言われても、周りのみんなは可愛いし。
「あたしが可愛くなれば・・・」
そっか。簡単だね。

