「ダサくてもいいじゃねーか!一生懸命やることが大事なんだから」
「今頑張ったら、絶対結果になるんだよ。信じて頑張れ」
「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。そんなあっさりした大人になんか絶対になるな。」
これも全部、先生が言ったんだよ?
こんな前向きな言葉で、どれだけの生徒が先生に助けれたと思ってる?
あたしだって。
「朋、百合はもう、過去の形でしかない」
あたしをとらえて放さない、先生の瞳。
これが大人の演技?
信じたくても信じれない。
だって、先生は大人であたしは子ども。
「大人にしか、大人にならなきゃ分かんないことなんて、きっとたくさんある。今のあたしにはもちろん分かるはずがない。」
悔しい。
先生に追いつきたい。
同じ視線から世界を見下ろしたい―――――

