ずっと、いつまでも



先生は、写真の“百合”を見つめて頷いた。

「美人だろ?今何してんだろな」


先生が14歳のときに23、24歳ぐらいだった“百合”先生だからぁー・・・。
今は単純計算で、30代前半。


「もう、若いとは言えないんだな。時が経つのも早いもんだ。11年なんて、あっと言う間だったよ」



あたしは、何も言えない。
今、先生の事が堪らなく好きなあたし。


中学卒業して、高校行って、就職したり、これから色々な人生の行事があたしを待ち受けているのだけれど。





先生を必要としない日がくるだろうか?

心から好きだと思える男性に、出会えることが出来るのだろうか。




不安で仕方ないんだ。


いつか先生が違う女の人と結婚しても、子ども産んでも、先生に孫が出来たとしても。

忘れる方法を忘れたんじゃないか、って思う。









――――――――先生が、まだ“百合”を見つめているように