なんで今ここに居るのか、全くわからない。 先生は、カバンを探りだした。 あたしの問いかけは無視され、まだガサゴソと探してらっしゃる。 何だろ。 「ん。」 先生は急に顔を上げ、手に持った紙をこちらに向けた。 「何?」と言いながら紙を近くでみようと受け取る。 これは・・・?何かの写真だ。 学ランの男の子と、パンツスーツを来た若い女の人。 ――――“中学校卒業式”と書かれ、立てかけられた看板。 その文字が、あたしに全てを理解させた。