・・・っ! あたしも急いで手を振り替えした。 それをみて、帰ってくめぐ。 あーあ。今日はひとりで帰るのかぁ。 寂しいな。 ***** それから、ついに武藤がゴールした。 「おつかれー」 「うっす!」 武藤は何故か先生に握手を求めて両手を差し出した。 そのおかげで先生の手は、あたしの手首を放して武藤の両手に挟まれた。 あたしがムッとしながら武藤を睨んでいると、目があった。 その瞬間、なんと武藤はニヤっと意味ありげな笑い方をした。