ずっと、いつまでも



はい?
先生が手を振って呼んでいる。



「朋、行っておいでよ。あたしはここで座ってるからさ」


めぐはやっぱり先生より原か(笑)

「行ってくるね」


あたしが申し訳なさそうにしていたからか、優しく微笑んでくれた。




どき、どき。

「早く!」


あたしは先生に走り寄った。

「あれ?めぐは?」
「あー、ちょっと、ね」



まぁ良いかと言わんばかりにあたしにストップウォッチを手渡した。