あたし男子じゃないから分かんないけどさ。 そして、タイプは人それぞれ違うからねぇ。 言い切れないよね。 「靴箱で待っててってめぐに言われてるから、行こ」 陽向が話をだして、三人で並んで歩いた。 「疲れたねぇ、顔ヒリヒリする!」 私の顔は日焼けによりピリピリとしびれていた。 「ホントだ!朋めっちゃ黒いよ!あは!歯が白く輝いてるよぉ〜」 本当に〜? 焼けちゃったかぁ。 「黒いのあたしだけじゃないでしょ!?」 陽向も花も、真っ黒。 暑かったもんね、今日。