そうでもしないと、あたし・・・諦められないから。
このままずっと、先生を好きな気がするから。
高校生になっても、大学生になっても、就職しても。
【幸せな恋】が出来ない気がするの。
「と〜も〜?」
いつの日には、もう恋すら出来なくなるかもしれない。
「おい!朋!!」
そうなると、永遠仕事一筋になっちゃう。
それだけはやめてほしいけど・・・。
「っ!」
バシッ
「痛!!」
あたしは
「あ、花と陽向。」
二人に挟まれていた。
式、終わったのかな。
「大丈夫ですかぁー?朋ばぁちゃん♪」
陽向が顔を覗かせた。
「うるさいー!大丈夫だし」
あの痛みは何だったんだろ。
立てなくなるほどの痛みって・・・。

