それから俺は教室に戻り、残りの休み時間は教室で陽助と話した。
「バレンタインかぁー。陽助は、やっぱ深代と約束してんのか?」
深代というのは陽助の彼女。
深代から告ったらしい。
陽助も実はモテるんだなと感じた。
深代と陽助はかなり仲が良い。
学校でも話すし、よく遊んでるとか。
「まぁな。今年はチーズケーキなんだって!」
むふふ、と笑う陽助。
そんな陽助にチョップ。
「いって!叩くなー」
頭を抑えて痛がる陽助を見ると、苛立ちをすぐに忘れてしまうんだよな。
「彼方は、あげるのか?」
俺が…?あげる?
………ん?
今チョコの話だよな?
俺があげる??
誰に?

