クッキーと花びら【短編】

テニスを始めると、学生時代の体育会系に戻っちゃう私。



プレー中は特に天野くんを意識することもなく、みんなと楽しく遊んだ。



私も久々に、お腹から笑って、大声を出した。





「ちょっと休もうかー。」


私の声かけで、一休み。




みんな思い思いに座り、談笑してる。




「気持ちいいなー…」


一人でつぶやいて、頬を抜ける風を感じていた。





「飲みませんか?」