『1192発。856発。 お前等が美紀を殴った回数だ。』 その言葉に、その場に居た全員が唖然とする。 殴って居た琇まで。 『……美紀は、殴られた回数を数えて居た。 数えるのもしんどいくらいに殴られて居たのに。 何故数えて居たか分かるか? いつか、琇に返してもらうためだよ。 』