私は、ソレを鼻で笑いながら眈々と述べる。 『んなもん。 華櫻は素手でしか挑まない。』 その言葉にまた、皆目を見開く。 「麗桜さん!そんなの死んじまう!」 『……怖いなら、来なくていい。』 一気に冷たい視線を向ける麗桜。 「そうじゃない! 俺たちは、ずっと訓練されて来た!でも、麗桜さんと黒神の連中は…『晋也。本当に私が訓練されてないと思うか?』 その言葉に、その場の人全員がハッとする。