ドアへと向かおうとすると、 腕を強く引っ張られて、急でバランスを崩してベッドにまた倒れこんだ。 「……俺もその麗桜の戦いにいっちゃダメなのか?」 『っ……』 強く、強く抱きしめられた。 「……俺は、お前を少しでもサポートして。 安心して居た方がいい。」 『……危険だよ?』 そう。本当に危険なんだよ。 巻き込みたく無いんだよ…… 「…何となくわかって居たさ。 あいつとお前のその深刻そうな顔見ていればな。」