また、笑い合える日が来るなんて、あの日から思いもしなかった。









「……帰ってくんのがおせぇよ……」




『ごめんね?



一回死んだんだけど、何か、蓮達帰った後に息が戻ったらしいの。





でも、親父にもプライドってモノで、





言わないでくれって言われてねー…






仕方無く今日まで安静に家でしてたって訳。』







少し理人さんに呆れながら麗桜に目を向けると、





『……会いたかった…』





そう呟いて抱きついてくる。




そんな麗桜の額にキスを落として目線を合わせる。