次々に倒れる男。 地面に這いつくばって動けなくなる人。物。 だが、倒れる男と比例して、私と琇も確実に体力を消耗して居た。 何て言ったって、組だ。 雑魚くても、人数が多ければ体力潰しにはなる。 私と琇が肩で息をする事を 組員を盾にして奥で笑っている君島に殺意が芽生える。 「……は、はぁ……は…麗桜……」 『あ、ぁ………』 私と琇は、一旦背中を合わせて背中をお互い預け合う。 「『………どっからでもかかってこい」』