「…病室、戻らないの?」 「うん、いいの。親にはちゃんとお願いして、許してもらった。」 「…そっか。」 それから私は少年の隣に座って、名前を言った。 また、きれいだねって微笑む彼の名前は、瞬-シュン-らしい。