水色べんとう

「あ、よう。起きた?」
 
私がそんなことを考えていると、教室の後ろのドアが開いた。

「さ……笹木君」

「随分疲れてたみてえだけど」

「う……す、すいません」

「いや、謝るこたねえけど」
 
ほい、と言って、笹木君は私にジュースを渡してくれた。オレンジジュースだった。