水色べんとう

「笹木」

「あ?」


「好きだよ」


 
あたしがそう言うと、笹木は驚いたような顔をした後に、変なふうに笑った。びっくりしたような、嬉しいような、そんな笑みだった。

「ごめん、山口……俺、今すげえびっくりしてる」

「う、うん……そうだよね、ごめん」

「いやいや。ん、ありがとう、山口」

「え?」
 
笹木は、夕陽と一緒に暗闇に連れ去られることなく、あたしを孤独な少女にすることなく、薄暗くなってきた屋上に、輝くような照れ笑いを見せて、











































「―――俺も」