水色べんとう

「怖かったよね。ええと、立てる?あ、無理して立たなくていいけど!な、なにかしてほしいことある?どっか痛いところない?怪我は?なにもされてない?大丈夫?」
 
心配そうにこちらを覗きこんで質問攻めしてくる相上さん。私は、屈みこんでこちらと視線を合わせてくれる彼の胸に、思わず抱きついてしまった。

「うう、ううう……!こ、怖かった……!」

「さくらちゃん……もう」
 
相上さんは私の額に、軽くデコピンした。