水色べんとう

「本当、すいません、心配かけちゃって……」

「いやいや。ぼくのほうこそ、なんか、鬱陶しいこと言っちゃって、ごめん」

「そんなこと!」
 
全然ないです!と叫ぼうとしたときに、私は気がついた。
 
相上さんの目が、とろんと垂れて、眠たそうにしていることに。